エピソード4 ルーシェの死

いなくなってしまったルーシェの身を案じるセシリア。
どうか無事でいて欲しい・・・ただそれだけ。


ルーシェが街へ戻った理由を何となく察してるカイン。
確証が無いため断言はしませんが。


セシリアの助けになりたい！そのための力が欲しい！

大切な場所、家族といえる仲間を失ってしまったルーシェにとって、
セシリアは絶対に守らなくてはならない大きな存在でした。
大好きな人を想う気持ちに、大人も子どもも変わりありません。

かつて、カインにも守りたいものがありました。
それも幼すぎてどうにもならなかった。抗うだけの「力｣をまだ持っていなかったから。
本当に・・・まだ子どもだったんです。
だから、今自分に持てる精一杯の力でセシリアを守ろうと行動したルーシェの気持ちが、
カインには分かるのかもしれません。


雨が降る中、セシリアを伴って街へ戻ると・・・
そこでもう冷たくなってしまったルーシェを見つけます。
　　

街に残っていた賊の手にかかったのか・・・
ルーシェはすでに息絶えていました。
手には欲しがっていたアークをしっかりと握りしめて。
「運命」はルーシェを残酷に裏切ったのです。


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ルーシェの「死｣は、最初から決まっていました。
それでもつぶの手を借りて生き生きと動くルーシェを見るにつけ、切ない気持ちに。
ダメ押しはつぶの台詞！
漫画が仕上がって、入稿→ やれやれと一息ついた頃につぶがボソッと、
『ルーシェ、もし生きてたら大佐の艦に乗ったらよかったね。
セシリアから離れて自立して、大きく成長してまたセシリアのところに帰ってくるの』

・・・・・・・

ばか～ん！そういうこと言わないでぇええええ・・・！！！
｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

ルーシェはどんな青年になるのかな？と、想像したことももちろんあるのです。
そんな未来もあったかもしれないね、と泣かせてくれたつぶでした
ばっきゃろぉおおい｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

こしあん